
「不要なブランド品があるけど、買取店と質屋、どっちに持っていけばいいんだろう?」
「急にお金が必要になった。質屋ってよく聞くけど、買取店とは何が違うの?」
といったお悩みをお持ちの方もいるのではないでしょうか?
結論として、買取店は「品物を売却して現金化する」場所、質屋は「品物を担保にお金を借りる」場所であり、サービス内容が根本的に異なります。
どちらを選ぶかによって、手元に残る金額や品物の扱いが大きく変わるため、違いを理解しておくことが重要です。
この記事では、買取店と質屋のサービス内容や査定額、利用方法の違いについて解説していきます。
それぞれを選ぶ際のポイントや、どのような人に向いているのかについても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
買取店と質屋の違いについて
買取店と質屋の最も大きな違いは、「品物を完全に手放すか、一時的に預けるか」という点です。
質屋は、品物を担保にして一時的にお金を借りる「質預かり(質入れ)」が主なサービスです。期限内に元金と利息(質料)を返済すれば、預けた品物は手元に戻ってきます。もちろん、買取店のように品物を売却する「買取」も行っています。
一方、買取店は品物を買い取り、現金化することに特化したサービスです。一度売却した品物は、原則として手元に戻ることはありません。
その他の買取店と質屋の主な違いは以下の表のとおりです。
項目 | 買取店 | 質屋 |
---|---|---|
サービス内容 | 買取のみ | 質入れ+買取 |
返却 | 売却後は品物が戻らない | 返済すれば品物が戻る(質入れの場合) |
利息・返済 | 不要 | 必要(質入れの場合) |
査定額 | 売却時の価格相場 | 相場変動リスクを考慮して、価格相場よりやや低め |
利用方法 | 店頭買取以外に、宅配買取や出張買取が可能 | 基本は店頭に持ち込む必要がある |
買取店か質屋を選択する3つのポイント
自身の状況に合わせて買取店か質屋かを選ぶためのポイントは、主に以下の3つです。
- 品物を手放すかどうか
- できるだけ高く売りたいか
- 手間や利便性を優先するか
これらのポイントを1つずつ確認し、どちらのサービスが自分にとって最適かを見極めましょう。
品物を手放すかどうか
まず考えるべき最も重要なポイントは、「品物を完全に手放しても良いか、それとも手元に残しておきたいか」です。
「大切な人からの贈り物」「思い入れのある時計」など、品物を手放したくない場合は、質屋の「質預かり」を利用しましょう。
質預かりは、品物を担保にお金を借りる仕組みなので、期限内に返済すれば品物を取り戻すことができます。一時的にお金が必要なものの、品物を売ってしまうことに抵抗がある場合に最適な方法です。
一方で、「もう使わない」「現金化して新しいものを買いたい」など、品物を手放しても問題ない場合は、買取店での売却がおすすめです。売却した品物は戻ってきませんが、その分、質屋の質預かりよりも高い査定額が期待できます。
できるだけ高く売りたいか
「少しでも高く現金化したい」と考えているなら、買取店での売却を選びましょう。
買取店は売却時点の市場価格を基準に査定するため、質屋の質預かりよりも高額査定になりやすい傾向があります。
一方で質屋は、預かり期間中の相場変動や保管コストといったリスクを価格に反映させるため、どうしても査定額が控えめになってしまうのです。
ただし、これはあくまで「売却」を前提とした場合の話です。査定額の高さよりも、「一時的な資金調達」と「品物が戻ってくる安心感」を重視する場合は、質屋の利用にメリットがあります。
手間や利便性を優先するか
手間をかけずに手軽に利用したい場合は、買取店が便利です。
多くの買取店では、店頭での買取に加えて、自宅から品物を送るだけの「宅配買取」や、査定士が自宅まで来てくれる「出張買取」といったサービスを提供しています。
「店舗が遠い」「品物が多くて運べない」といった場合でも、自分の都合に合わせて好きな場所で売却手続きを進められます。
一方、質屋は品物を担保として預けるという特性上、基本的には店舗に直接品物を持ち込む必要があります。そのため、手軽さや利便性の面では買取店に優位性があると言えるでしょう。
買取店と質屋それぞれに向いている人の特徴
買取店と質屋、それぞれに向いている人の特徴は以下の通りです。
- 買取店が向いている人
- 質屋が向いている人
自分の状況や目的と照らし合わせながら、どちらがより自分に合っているかを確認してみましょう。
買取店が向いている人
買取店の利用が向いているのは、まず品物をできるだけ高く売りたい人です。買取店は質屋よりも高い価格がつくことが多いため、売却による利益を最大化したい場合に適しています。
また、ブランド品や貴金属、骨董品など、複数のジャンルの品物を一度に売りたい人にもおすすめです。幅広いジャンルに対応する総合買取店であれば、あちこちの店を回ることなく、まとめて査定・売却ができます。
さらに、宅配買取や出張買取サービスが充実しているため、自宅から手軽に手続きを済ませたい人にもぴったりです。
質屋が向いている人
一方で質屋の利用が向いているのは、何よりも品物を手放したくないが、一時的にお金が必要な人です。質屋の「質預かり」は、大切な品物を売ることなく資金を調達できます。
加えて、給料日やボーナスなど、あとで品物を買い戻す具体的な目途が立っている人であれば、品物が手元から離れてしまう「質流れ」を心配することなく安心して利用できるでしょう。
そして、万が一返済できなくなったとしても、信用情報に影響を与えたくない人にとっても質屋は有効な選択肢です。質預かりは借金と異なり、返済できなくても督促はなく、品物の所有権が質屋に移るだけで契約が完了します。
買取店と質屋の違いを理解して目的に合わせて賢く選ぼう:まとめ
両者の最大の違いは、買取店が「買取専門」であるのに対し、質屋は「質預かり」と「買取」の両方を行っている点です。どちらを利用すべきかは、あなたの目的によって大きく異なります。
買取店と質屋の主な違いは以下の表のとおりです。
項目 | 買取店 | 質屋 |
---|---|---|
サービス内容 | 買取のみ | 質入れ+買取 |
返却 | 売却後は品物が戻らない | 返済すれば品物が戻る(質入れの場合) |
利息・返済 | 不要 | 必要(質入れの場合) |
査定額 | 売却時の価格相場 | 相場変動リスクを考慮して、価格相場よりやや低め |
利用方法 | 店頭買取以外に、宅配買取や出張買取が可能 | 基本は店頭に持ち込む必要がある |
品物を手放しても良いから、できるだけ高く売りたいと考えている人には買取店がおすすめです。
一方で、品物は手放したくないけれど、一時的にお金が必要という人には質屋が向いています。
それぞれの違いと特徴を正しく理解し、自分の目的に合ったサービスを賢く選びましょう。
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