
「ブランド物じゃないから、このジュエリーに値段はつかないだろうな」
「デザインが古くなってしまった指輪、もう売れないかも…」
といったお悩みをお持ちの方もいるのではないでしょうか?
結論から言うと、ノンブランドのジュエリーでも、高く売れる可能性は十分にあります。大切なのはブランド名ではなく、使われている素材そのものの価値や、宝石の品質、デザイン性だからです。
この記事では、ノンブランドのジュエリーでも買取が可能な理由や、ジュエリー買取が持つ魅力について詳しく解説していきます。
査定価格を最大限に引き上げるためのコツも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ジュエリー買取の2つの魅力
眠っているジュエリーの売却には、主に以下の2つの魅力があります。
- 想像以上の価格がつく
- 時代を超えて価値が続く
それぞれ詳しく見ていきましょう。
想像以上の価格がつく
近年、金やプラチナといった貴金属の価格は世界的に高騰を続けています。そのため、数年前に手に入れたジュエリーが、今では購入時を上回るような、想像以上の価値になっている可能性があります。
たとえば、以下のような状態のジュエリーでも、価値がなくなるわけではありません。
- 片方だけになってしまったピアスやイヤリング
- 切れてしまったネックレス
- 歪んでしまった指輪
たとえ壊れていても、素材である金やプラチナ自体の価値は変わらないため、数万円の価格がつくケースも珍しくないのです。
思いがけず手に入った資金で、家族旅行を少し豪華にしたり、欲しかったブランド品を購入したりと、日々の暮らしに彩りを加えられるのは大きな魅力でしょう。
お持ちのジュエリーは、単なる美しい装飾品というだけでなく、世界中で価値が認められる、信頼性の高い「実物資産」でもあるのです。
時代を超えて価値が続く
流行が過ぎると価値が大きく下がりがちな洋服やバッグと違い、ジュエリーの主な素材である金、プラチナ、ダイヤモンドなどの価値は不変です。そのため、時代や流行に左右されにくいという大きな強みがあります。
お母様やお祖母様から譲り受けた、デザインの古い指輪なども、使われている素材そのものに価値があるため、高値がつくケースは少なくありません。
また、ジュエリーは株式や債券といった金融資産とは異なり、価値がゼロになるリスクが極めて低いとされています。このため、「腐らない資産」として安心して長く保有できるのも魅力です。
中には、アンティークやヴィンテージと呼ばれる特定の時代の逸品もあり、その古さ自体が付加価値となって、希少性から高額で取引されることもあります。
長期的な視点で見れば、特に金の価格は上昇傾向にあり、今後もその価値が大きく下がる可能性は低いと考えられています。
ノンブランドのジュエリーが買取できる3つの理由
ノンブランドのジュエリーでも価値が認められ、買取してもらえるのには、しっかりとした理由があります。主な3つの理由を見ていきましょう。
- 地金の資産価値で評価される
- 宝石そのものの価値を見極めてもらえる
- デザイン性や作りも査定額に反映される
これらのポイントがあるからこそ、ブランド名に関わらず、適正な価格での買取が実現するのです。
地金の資産価値で評価される
お持ちのジュエリーの留め具や指輪の内側などを、一度よく確認してみてください。「K18」や「Pt900」といった刻印はありませんか?これは、そのジュエリーに使われている金やプラチナの純度を示すもので、いわば品質の証明書のようなものです。
買取店では、この「地金(じがね)」と呼ばれる素材の価値を重視します。金やプラチナの価格は、日々世界中で取引されている国際相場に基づいて決まるため、誰が見ても公平で透明性の高い価格で評価されるのが特徴です。
買取店での査定は、以下のような流れで行われます。
- 専門の機材でジュエリーの正確な重さを測定
- 「当日の1gあたりの買取価格 × 重さ」で地金の価値を算出
このように、ブランド名がなくても「素材の価値」が価格のしっかりとした土台となるため、貴金属が使われている限り、価値がゼロになることはありません。
宝石そのものの価値を見極めてもらえる
ジュエリーの価値を決めるのは、地金だけではありません。使われている宝石そのものにも、独立した価値があります。
たとえば、ダイヤモンドの価値は、国際的な評価基準である「4C」によって決まります。4Cの内容は以下の表の通りです。
4Cの項目 | 内容 |
---|---|
Carat(カラット) | 重さ |
Color(カラー) | 色 |
Clarity(クラリティ) | 透明度 |
Cut(カット) | 研磨技術 |
この4Cは世界共通の基準であるため、ブランドに関わらず、ダイヤモンドの品質が正しく評価されます。
また、ルビーやサファイア、エメラルドといったカラーストーン(色石)も同様です。その種類、大きさ、色の鮮やかさ、透明度など、さまざまな要素を専門家が丁寧に見極め、一つひとつに価値がつけられます。
指輪の周りを飾るような小さな「メレダイヤ」であっても、その品質や数によっては査定額にプラスされることも少なくありません。
もしダイヤモンドの品質を証明する「鑑定書」などをなくしてしまっていても、諦める必要はありません。経験豊富な査定士が在籍する買取店なら、その場で宝石の価値をしっかりと判断してもらえます。
デザイン性や作りも査定額に反映される
査定額は、「地金の価値」と「宝石の価値」を足したものが基本ですが、それだけではありません。ブランド品でなくても、優れたデザイン性や作りの良さも付加価値として評価され、査定額に上乗せされることがあります。
たとえば、職人による精巧な手仕事が施されたジュエリーは、それ自体が「優れた製品」としてプラスの評価を受けることがあります。
また、特定の時代を象徴するようなデザインの品は、希少なヴィンテージ品として価値が見直されることも。有名なデザイナーが個人で手掛けた作品なども、ノンブランドでありながら、その作家性や希少性から高く評価されるケースがあります。
買取価格を最大限に引き上げる3つのコツ
どうせ売るなら、少しでも高く買い取ってもらいたいものです。お持ちのジュエリーの価値を最大限に引き出すために、査定前にできる3つのコツを紹介します。
- 綺麗な状態で査定に出す
- 鑑定書や鑑別書などの付属品を揃える
- 複数のアイテムはまとめて査定に出す
どれも簡単なことばかりなので、ぜひ実践してみてください。
綺麗な状態で査定に出す
第一印象が大切なのは、人もジュエリーも同じです。査定に出す前の一手間で、より良い評価に繋がる可能性があります。
- 表面の汚れを拭き取る
- 隙間の汚れを落とす
- 傷がつかないように保管する
メガネ拭きのような柔らかい布で指紋や皮脂を拭き取り、宝石の隙間などは毛先の柔らかい歯ブラシで優しくブラッシングするだけで輝きが戻ります。持ち運ぶ際はジュエリー同士がぶつからないよう、個別に包むなどの配慮も査定士への心証を良くするポイントです。
鑑定書や鑑別書などの付属品を揃える
もし購入した際の以下のような付属品が残っていれば、必ず一緒に査定に出しましょう。
- 鑑定書・鑑別書
- ブランドの箱やケース
- 保証書
特に、ダイヤモンドの品質を証明する「鑑定書」や、宝石の種類を科学的に分析した「鑑別書」は、その価値を客観的に示す強力な証拠となります。ブランドの箱や保証書なども、品物の信頼性を高め、査定額アップに繋がる大切な要素です。
もちろん、付属品がなくても買取は可能ですが、揃っている方がより高い評価を得やすくなります。
複数のアイテムはまとめて査定に出す
査定に出したい品が複数ある場合は、ぜひまとめて依頼しましょう。
単品では値段がつきにくいような小さなジュエリーでも、他のアイテムと一緒に出すことで、全体として値段をつけてもらえることがあります。
また、ジュエリーだけでなく、使わなくなったブランドバッグや時計なども一緒に査定に出すことで、買取店側も「おまとめ価格」として、より高い金額を提示しやすくなることが期待できます。
「これもついでに見てみよう」と軽い気持ちで出したものが、思わぬ高値になるかもしれません。
そのジュエリー、諦める前に一度その価値を確かめてみませんか?
「ノンブランドだから」「デザインが古いから」といった思い込みで、ご自身が持つ大切な資産の価値を判断してしまうのは、非常にもったいないです。
まずは、そのジュエリーにどれくらいの価値があるのかを気軽に知ってみてはいかがでしょうか。ほとんどの買取専門店では、査定は無料で行っています。「査定を頼んだら、売らないと気まずいのでは…」といった心配は一切ありません。
査定額を聞いてから、実際に売るかどうかをゆっくりと考えれば良いのです。
まずはご自宅のタンスや引き出しの奥に、眠っているジュエリーがないか一度探してみましょう。
つくば、土浦、牛久エリアでジュエリーの買取のご相談なら、こやし屋つくば並木店へ
ジュエリーの買取はこやし屋つくば並木店でも受け付けており、つくば・土浦・牛久エリアの多くのお客様からご利用いただいています。
無料査定も行っており、売却に関する疑問点や不明点などがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
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